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ラテックスインクプリンター導入

ラテックスインクプリンター導入

画像の説明

ついに入れました。
2年前から念願のミマキさんのラテックスプリンタ。2年ほど前から発売はされてるプリンタですが当初は結構不具合が多くてとても使えるような代物ではなかったので(ミマキさんすみません)導入を見合わせていました。
インクの改良などでやっと仕事で使えるレベルになったそうです。
ラテックスインクのインクジェットはミマキの他にもう一社HP(エイチピー)さんから発売されています。HPさんのは白インクを搭載できませんがこちらのはちゃんと白インク付きです。
ラテックスインクは乾燥,硬化にかなり高温を要しますがこれもHPさんのより10度ほど低めですみます。
人体にはほぼ無害なインクを使用しますのでこれまでの溶剤インクの臭いにおいから少し解放されます。

で、ラテックスインクとは
ミマキさんのHPから
ラテックスインク
現在の仕様はマゼンダ、イエロー、シアン、ブラック、オレンジ、グリーンが各1本、白が2本刺さっています。なぜオレンジとグリーンなのかわかりませんです。赤とグリーンの方が余程合理的なのではと思うのですが、ミマキさんの話では印刷の色域特に鮮やかなオレンジとグリーンを出せるようにしたかったとのことでした。実際設定次第では兆奇抜なオレンジとグリーンが出せます。通常の画像では

印刷スピードはjv33のCMYK各2本刺しより若干遅い程度ですので数百平米クラスの案件なら何とか対応できそうです。印刷直後に高温で強制乾燥させるので溶剤などの残留がなくて屋外でのメディアの耐候性は今までより良さそうです。
白色も印刷品質は良さそうです。UVインクの白は表面がザラザラでラミネート処理できませんがこちらは表面なめらかでラミネート処理出来ます。
でも白インクは乾燥が悪くてめちゃ時間がかかります。

先週土曜日に導入してからまだテスト段階ですが溶剤プリンタと比べて印刷品質やスピード、耐候性のどれも優れているわけではありません。どこがメリットかというと環境、人体に優しいエコシステムであるのとプリンタにセットできるメディア(材料)であればほとんどのものが使用可能なことでしょうか。
それと、溶剤インクのようにメディアを浸食しないので印刷後もメディアがしっかりしています。塩ビフィルムもPETフィルムもラミネートしないでも施工可能です。

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