UVインク印刷について
UVインク印刷について
「山本日記」の表示不具合がやっと直ったようです。ご迷惑をおかけしました。
ブログ自体も少し高度なものにバージョンアップできました。全くの素人がやっているので少しの不具合でも直すのにすごく時間がかかります。
今日はUVインクの印刷について少しご紹介させて頂きます。UVインクとはある波長の紫外線を照射する即座に硬化するインクです。インク以外に接着剤や塗料などもUVで硬化するものがあるようです。
溶剤インクに比べて乾燥時間が極端に短くて済みます。
硬化後の硬度は何種類かあるようですが、当社で使っているUVインクは最も硬いものです。ラミネート処理をしなくても擦過性は良好です。ラミネートが必要ない分溶剤や水性の印刷に比べてお安くできます。硬すぎるので折り曲げると割れてしまうのが欠点ですが。
対応するメディアはPETフィルム、塩ビフィルム、壁紙クロス、布地、合成紙等結構何にでも印刷できます。
プリンターはミマキのUJV-160。
印刷速度も遅いし操作性が悪い機械ですが結構がんばってもらっています。
透明PETフィルムに印刷中です。
これは同じく透明PETに白インクの印刷。透明PETは透明度が高いので白色を印刷するとすごくきれいになります。
この組み合わせが一番多いです。
(画像をクリックすると拡大します)
メディアは透明塩ビ。左が高透明塩ビ(裏の離型紙がPET)で、右が通常の透明塩ビ(裏の離型紙が紙)。
塩ビの透明フィルムはPETに比べて透明度は低いですが、価格が安いのと貼り施工が楽なのがメリットです。
これはシルバーミラーフィルムに印刷したもの。ミラーフィルムとの相性もばっちりいいみたいです。
とりあえずは印字サンプルがこれくらいしかないので全部はご紹介しきれませんがまたいいサンプルができたらアップさせて頂きます。